公益社団法人 日本作曲家協会(Jacompa)

ソングコンテストグランプリ
ソングコンテストグランプリ

ソングコンテストグランプリ・2023

作曲部門

【作曲部門】結果発表

グランプリ曲及び準グランプリ曲が決定しました!
グランプリ曲

谷川 天龍(協会員)

課題詩「ふうふ」
作詩:保岡 直樹(ソングコンテストグランプリ・2023最優秀作詩賞)

準グランプリ曲

藤井 つと夢(一般)

課題詩「愛染のれん」
作詩:羽場 新一郎(ソングコンテストグランプリ・2023最優秀作詩賞)

歌唱:中村 美律子   (キングレコード)

6月29日、30日の両日、作曲部門の選考会が行われました。

一次選考では、応募作品451曲の中から「愛染のれん」22曲、「ふうふ」19曲が選ばれました。そして当協会とキングレコード、中村美律子所属事務所との厳正な選考の結果、上記2作品が最優秀作曲賞に選ばれました。

 

9月4日のレコーディング終了後、会議の結果『ふうふ』がグランプリとしてメイン曲に決定しました。なおこのCDは10月11日、中村美律子の新曲としてキングレコードより発売となります。

 

グランプリ曲は10月10日、東京都北区の北とぴあ・さくらホールにおいておこなわれる「日本作曲家協会音楽祭・2023」で発表・歌唱されます。

 

なお、優秀作曲賞は下記のとおり決定しました。

優秀作曲賞

課題詩「愛染のれん」
岸田 妙子、夏川 寿里亜(協会員)
江口 隆法(一般からの応募)


課題詩「ふうふ」
石田 光輝、五月のあきら(協会員)
江口 隆法(一般からの応募)

受賞に寄せて

グランプリを受賞して 谷川天龍

 この度は、素晴らしい賞を頂き、誠に有り難うございます。
受賞のお電話を頂いた時は、まるで夢でも見ているような思いでした。2020年には優秀作曲賞を頂きましたが今回はグランプリを受賞させて頂き、大変感激致しております。「ふうふ」という詩をしっかりと読み込んで「ふうふ ふうふと 云いながら」のサビのフレーズをどうメロディーに乗せるかが一番の課題でしたが、上手く表現出来たと自分の中では思っています。実は、今回の応募を最後にしようと思っていましたが、「継続は力なり」続ければいい事もあるを胸に秘め今後も頑張って行きます。この度は有り難うございました。

準グランプリを受賞して 藤井つと夢

 協会事務局から受賞のお電話を戴き、何かの間違いではと信じられない数日ののちレコーディング日程のご連絡を戴きやっと受賞の喜びをかみしめております。それも大好きな中村美律子さんにこのメロディーを歌唱して戴けると思うと尚一層の喜びです。このメロディーを選んで下さった審査員の先生方、又関係スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。今迄大阪でプライベート盤の楽曲のお手伝いを
してまいりましたが、今回は格別の思いです。
今年は応募も躊躇しておりましたが強く背を押してくれたアシスタント、又私を今まで支えてくれた歌仲間の皆様に感謝しております。これからも高齢者にも優しい楽曲作りに精進したいと思っております。

ソングコンテスト選考にあたって

キングレコード 中村美律子担当プロデューサー 渡邉 曜介

 このたびは、中村美律子が歌うソングコンテストに沢山のご応募をいただき誠にありがとうございます。今回の選考のポイントとして①中村美律子に合っているか②現代の空気感に寄り添っているか...などがありますが、最終的には聴いていて心地良いかどうかという「本能的な」要素が決定打になったように思います。ただ選考に漏れた中にもキラリと光る作品は数多くあり、審査する過程においてとても興味深く聴かせていただきました。私としても新しいヒントを少なからず発見することができ、非常に意義のある貴重な機会をいただいたと感じております。あらためて関係スタッフの皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

選考にあたって寸評

毎日新聞社客員編集委員 川崎浩

 課題となった2作品とも、長年連れ添った夫婦の二人三脚人生を振り返る内容で「説明と解答」が事細かに綴ってある歌詩である。
審査前から「曲を付けにくいタイプではないか」という話が出たが、そこをどう凌いで中村美律子の歌が書けるかが、作曲家の腕の見せ所であろう。結果として、中村美律子のイメージに「ドンピシャ!」と「こうきたか!?」という作品が選ばれた。
今回、全体を通して感じたことは、発想の広がりにくい歌詩につられて、曲の発想まで貧相になっているのではないかという作品が少なくなかったことである。曲を作る力とは、歌手の本質を見抜く洞察力と詩の読解力なんだな、とつくづく感じた審査であった。

産経新聞特別記者 清水満

 「愛染のれん」は大阪の地名が随所に並び、夫婦が営む割烹模様が色濃く描かれている。大阪生まれの中村美律子が歌う。とてもわかりやすいが、"音付け"では言葉のイメージの強さに引っ張られ易い。想像の世界が狭くなり、有体な浪花演歌系が多かった気がした。やさしいがゆえに難しいお題ともいえるが、"みっちゃん"なら許せるか...。
「ふうふ」は夫婦であり、或いは男女のいじらしい絆がテーマか。地域に限定がない。イメージが広がり易く、想像力が試される。もちろん演歌調でもいいし、バラード風に仕立ててもいい。"音付け"の面白さがある。ナルホドと思わせるメロディも多かった。

音楽評論家 田家秀樹

 同じ"夫婦歌"でありながら二曲はかなり異なっている。「愛染のれん」はサビになりそうな強い言葉に隙がない難易度の高さ。最たるものが冒頭の「男」だ。この「男」と「女」を強調しすぎて出口を見失った曲が多いように思った。起伏や緩急をつける難しさ。"とんとん"がポイントだったのではないだろうか。
「ふうふ」も「男と女」が出てくるものの一番は「夫婦」。そこから「ふうふ」になってゆく。「ふうふ」と「ふーふー」の掛詞をどう生かすか。微笑ましく柔らかい。フォーク歌謡調があったりアコーディオンが使われていたり自由度が高かった所以だろう。
歌の言葉は曲をつけてこそ伝わる。「歌詞」と「詩」の違いを再認識した二曲だった。

スタジオにて

「ふうふ」<br>(向かって左から)南郷達也、谷川天龍、中村美律子、保岡直樹

「愛染のれん」<br>(向かって左から)南郷達也、藤井つと夢、中村美律子、羽場新一郎

選考会風景

【作曲部門】募集要項 (※作曲部門の募集は終了しました。)

募集期間 : 2023年4月20日(木)~2023年6月21日(水)

10月10日(火)北区「北とぴあ・さくらホール」において行われる「日本作曲家協会音楽祭・2023」(テレビ放映あり)内で発表される作品を募集します。グランプリ作品はCD発売を予定しています。課題詩は下記2編に決定しました。

課題詩

  • 愛染 あいぞめ のれん」 作詩・羽場新一郎
  • 「ふうふ」 作詩・保岡直樹

※作詩部門結果発表の詳細につきましては、日本作詩家協会のホームページをご覧ください。

募集内容
  • プロ・アマチュア問わずご応募いただけます。
  • 応募作品数に制限はありませんので、何作でもご応募いただけます。
  • 応募締め切りは2023年6月21日(水)必着とします。

応募要項、および課題詩をご希望の方は、返信用封筒(84円切手貼付、住所・宛名を明記)を同封の上、下記宛先までご送付ください。

〒106-0032 東京都港区六本木3丁目4-7
公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
(作品募集期間が4月20日(木)~6月21日(水)までとなりますので、なるべく早くお申し込みください。)

問い合わせ先

公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
〒106-0032 東京都港区六本木3-4-7
TEL 03-3585-4970 FAX 03-3585-7694
E-MAIL info@jacompa.or.jp URL https://www.jacompa.or.jp

ソングコンテストグランプリ・2022 作曲部門選考会の模様


作詩部門

【作詩部門】結果発表

ソングコンテストグランプリ・2023 作詩部門結果発表

中村美律子さんの歌うオリジナルソングの作詩に、1368作品の応募がありました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

選考は3月下旬、作曲家協会ソングコンテスト委員と作詩家協会理事との合同選考委員により、1次選考で168作品、2次選考で70作品が選考され、最終的にアーティスト所属のメーカーと事務所の担当者と、中村美律子さんご本人により最優秀作詩賞が2編が決定されました。

最優秀作詩賞2作品は、4月20日から募集を開始します「作曲部門」の課題詩になります。

※作詩部門結果発表の詳細につきましては、日本作詩家協会のホームページをご覧ください。

最優秀作詩賞

愛染 あいぞめ のれん」 作詩・羽場新一郎

「ふうふ」 作詩・保岡直樹

作詩選考会風景

ソングコンテストグランプリ・2023 作詩選考会風景

左:石原信一 作詩家協会会長   中央:岡千秋 ソングコンテスト委員長   右:渡邊曜介 キングレコード(株)プロデューサー

【作詩部門】募集要項 (※作詩部門の募集は終了しました。)

募集期間

2023年1月16日(月)~3月17日(金)必着

キングレコード 渡邉曜介ディレクターからのメッセージ

ときにはやんちゃな風来坊。ときには涙のひとり酒。ときには祇園の伊達男。そしてときには、手と手を取り合う夫婦愛...。浪曲に裏打ちされた中村美律子の歌世界は時空や性別を超え、まさに変幻自在、多種多様。ただそこに一貫して流れているのは、弱った身にそっと寄り添ってくれる親しみやすさとあたたかさです。

先の見えない今日、心いっぱいにやさしい風を吹かせてみましょう。

皆様からのご応募を心よりお待ち申し上げております。

募集内容
  • 未発表のオリジナル作品限定
    (ご自身がお作りになり、歌詩として発表されていないもの)
  • 何編でも応募可能
  • プロ、アマ問わず

審査料

1編につき2,000円

審査料 振込口座

三菱UFJ銀行 六本木支店 普通 0950920
口座名義 公益社団法人日本作曲家協会

応募規定

作品審査料振込票の写し(コピー)を同封のうえご郵送ください
※FAXやメール(データ)での応募は受け付けておりません

【用紙サイズ】

B4判の原稿用紙またはB4判用紙(257×364ミリ)

【書き方】
  • 手書き、ワープロ(パソコン)どちらでも可
  • 縦書き、横書き どちらでも可
  • 1編が2枚以上になる場合は右肩をとじる

【オモテ面】

タイトルのみを記入

【ウラ面】

①~⑨を記入

① 実名
② 実名フリガナ
③ 筆名(ない場合は不要)
④ 筆名フリガナ(ない場合は不要)
⑤ 郵便番号
⑥ 住所
⑦ 電話番号(固定または携帯電話)
⑧ 年齢(任意)
⑨ 職業を記入(任意)

【オモテ面】

【ウラ面】   縦書き・横書きどちらでも可

送付先

〒106-0032
東京都港区六本木3-4-7
公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係

発表

日本作曲家協会・日本作詩家協会および担当ディレクターが審査し、2023年4月上旬(予定) 両協会ホームページにて発表

注意事項
  • 作品、審査料共に期限内までにお送りください
    期限後の送付、送金は審査対象外となります
  • 応募作品の返却、交換(訂正)、審査料の返金はいたしません
  • 作品到着確認のお問い合わせはご遠慮ください
    ※応募受付完了時に発行いたします作品受領書(はがき)の到着をお待ちいただくか、発送時に到着の確認ができる郵送や宅配サービスをご利用ください

よくあるお問い合わせ
  • 作品を複数応募する場合
    →作品の一括発送および審査料の一括振込可
  • 審査料振込票の写しについて
    →振込人名、日付、金額がわかるものであれば可
    ※ネットバンキングをご利用の方はスクリーンショットをプリントしていただいたものでも結構です

問い合わせ先

公益社団法人 日本作曲家協会 ソングコンテスト係
〒106-0032 東京都港区六本木3-4-7
TEL 03-3585-4970 FAX 03-3585-7694
E-MAIL info@jacompa.or.jp URL http://www.jacompa.or.jp

ソングコンテストグランプリ・2023 作詩部門募集 動画

ソングコンテストグランプリ・2022 作詩部門選考会の模様


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