
1981年(昭和56年)12月31日(木)PM7:00 帝国劇場
第23回 日本レコード大賞
主催:公益社団法人 日本作曲家協会
日本レコード大賞制定委員会
大賞

歌手:寺尾 聰
作詩:松本 隆
作曲:寺尾 聰
編曲:井上 鑑
〈東芝EMI〉
最優秀歌唱賞
曲名:「すみれ色の涙」 歌手:岩崎宏美
作詩:万里村ゆき子
作曲:小田啓義
編曲:萩田光雄
最優秀新人賞
曲名:「ギンギラギンにさりげなく」 歌手:近藤真彦
作詩:伊達 歩
作曲:筒美京平
編曲:馬飼野康二
金賞
曲名:「あなたひとすじ」 歌手:川中美幸
作詩:たかたかし
作曲:弦 哲也
編曲:斉藤恒夫
曲名:「命あたえて」 歌手:森 進一
作詩:川内康範
作曲:猪俣公章
編曲:猪俣公章
曲名:「哀しみ本線日本海」 歌手:森 昌子
作詩:荒木とよひさ
作曲:浜 圭介
編曲:竜崎孝路
曲名:「人生かくれんぼ」 歌手:五木ひろし
作詩:たかたかし
作曲:弦 哲也
編曲:京 建輔
曲名:「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」 歌手:沢田研二
作詩:三浦徳子
作曲:沢田研二
編曲:伊藤銀次
曲名:「すみれ色の涙」 歌手:岩崎宏美
作詩:万里村ゆき子
作曲:小田啓義
編曲:萩田光雄
曲名:「センチメンタルガール」 歌手:西城秀樹
作詩:あまがいりゅうじ
作曲:鈴木キサブロー
編曲:若草 恵
曲名:「街角トワイライト」 歌手:シャネルズ
作詩:湯川れい子
作曲:井上大輔
編曲:井上大輔
曲名:「もしもピアノが弾けたなら」 歌手:西田敏行
作詩:阿久 悠
作曲:坂田晃一
編曲:坂田晃一
曲名:「ルビーの指輪」
歌手:寺尾 聰
作詩:松本 隆
作曲:寺尾 聰
編曲:井上 鑑
新人賞
曲名:「ギンギラギンにさりげなく」 歌手:近藤真彦
作詩:伊達 歩
作曲:筒美京平
編曲:馬飼野康二
曲名:「てれてZinZin」 歌手:竹本孝之
作詩:三浦徳子
作曲:馬飼野康二
編曲:馬飼野康二
曲名:「父さん」 歌手:裕子と弥生
作詩:さいとう大三
作曲:宮坂 実
編曲:馬飼野俊一
曲名:「函館本線」 歌手:山川 豊
作詩:たきのえいじ
作曲:駒田良昭
編曲:前田俊明
曲名:「はみだしチャンピオン」 歌手:沖田浩之
作詩:阿木耀子
作曲:筒美京平
編曲:筒美票平
作詩賞
松本 隆 曲名:「ルビーの指輪」
作曲賞(中山晋平賞)
寺尾 聰 曲名:「ルビーの指輪」
編曲賞
井上 鑑 曲名:「ルビーの指輪」
ベスト・アルバム賞
「We are」(東芝EMI)
歌手:オフコース 制作スタッフ
「水の中のASIAへ」(東芝EMI)
歌手:松任谷由実 プロデュース及び編曲担当松任谷正隆 制作スタッフ
「ロング・バケイション」(CBS・ソニー)
歌手:大滝詠一 制作スタッフ 家ケット制作スタッフ
ロング・セラー賞
石原裕次郎 曲名「ブランデーグラス」
山本譲二 曲名「みちのくひとり旅」
竜 鉄也 曲名「奥飛騨慕情」
企画賞
(株)キティ・ミュージック・コーポレーション ポリドール(株) 高中正義「虹伝説」
キングレコード(株)(歌は生きている)
東芝EMI(株) 由紀さおり「昭和絶唱」
特別賞
松島詩子
(株)フォーライフレコード
ゴールデン・アイドル賞
曲名:「風立ちぬ」 歌手:松田聖子
作詩:松本 隆
作曲:大滝詠一
編曲:多羅尾伴内
曲名:「グッドラックLOVE」 歌手:田原俊彦
作詩:小林和子
作曲:小田裕一郎
編曲:大谷和夫
曲名:「スマイル・フォー・ミー」 歌手:河合奈保子
作詩:滝 真知子
作曲:馬飼野康二
編曲:大村雅朗
曲名:「ハロー・グッバイ」 歌手:柏原よしえ
作詩:喜多條 忠
作曲:小泉まさみ
編曲:竜崎孝路
'81アルバムベスト10
「We are」(東芝EMI) 歌手:オフコース
オン・ザ・ストリート・コーナー (RVC) 歌手:山下達郎
サングロウ (ビクター) 歌手:阿川泰子
ステレオ太陽族 (ビクター) 歌手:サザンオールスターズ
ハート&ソウル (エピック・ソニー) 歌手:シャネルズ
水の中のASIAへ (東芝EMI) 歌手:松任谷由実
ラブ・ポーションNo.1 (徳間音工) 歌手:ザ・ヴィーナス
臨月 (キャニオン) 歌手:中島みゆき
ロング・バケイション (CBS・ソニー) 歌手:大滝詠一
ロンリー・ハート (東芝EMI) 歌手:クリエーション
昭和48年「なみだ恋」で歌唱賞を受賞して以来、昭和51年「もう一度逢いたい」、昭和52年「愛の終着駅」での最優秀歌唱賞受賞2回を含み、ほとんど毎年顔を出していた八代亜紀が「雨の慕情」で見事大賞を獲得しました。
最優秀歌唱賞は「大阪しぐれ」を歌った「都はるみ」、昭和39年「アンコ椿は恋の花」で新人賞、昭和51年「北の宿から」での大賞につづいて三冠王を達成した彼女は「ほんとうに嬉しい」とコメント、その言葉どおり、笑顔で明るい歌唱でした。
新人賞に目を向けると、田原俊彦、松田聖子、河合奈保子と、アイドル全盛時代を予見できるメンバーが顔を揃えています。そして、この年の大ニュースは「山口百恵引退・結婚」。レコード大賞は「特別大衆賞」を贈ってその功績をたたえました。
1980年(昭和55年)社会・世相
[この時代]
- 「イエスの方舟」事件
- ジョン・レノン射殺
- 王選手引退
- 漫才ブーム
[流行語]
- クレイマー家族
- カラスの勝手でしょ
- それなりに
- 好きだからあげる
- 竹の子族
[ファッション]
- ダウンジャケット
- トレーナー
- ニュートラ
[物価]
- カレーライス 450円
- ガソリン(1リットル) 155円
- 大卒初任給 114,500円
[ヒット商品]
- ルービックキューブ
- ポカリスエット
- ヨード卵
- 生ビール
- ウォッシュレット