岡 千秋(オカチアキ)
Chiaki Oka専門 | 作曲・演奏・ボーカル |
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楽器名 | ピアノ |
活動地域 | 東京都&全国 |
所属団体 | 公益社団法人日本作曲家協会(副会長) |
作品紹介 | 1983年都「浪花恋しぐれ」(都はるみ/岡千秋)第25回日本レコード大賞特別金賞 |
プロフィール | 「歌い手の個性を生かしてあげたい!」 歌手を目指して故郷・岡山を離れ、最初は大阪のメッキ工場で働きながら歌手を夢見ていましたが全く認めてもらえず、なかなかチャンスはありませんでした。ところが会社の慰安旅行で和歌山に行った時のホテルのナイトクラブで歌ったところ「ここで歌わないか?」と声をかけていただいたことが最初のきっかけでした。そこで勤め先にも了解とって歌い始めました。思えば15~16歳のころでした。そこでも奇跡のように、たまたまお客様が忘れたタバコを届けたことがきっかけで東京に行くことになりあこがれの歌手生活スタートでしたが、そうは簡単に問屋が卸してはくれませんでした。浪曲師の先生方のカバン持ち、錦糸町のキャバレーのボーイなどで働きながら神田の牧野昭一先生の歌謡学院で学び、ピアノが弾けたので先生の代わりも1年勤めました。しかし、「君は歌手としての才能能はないね!」と冷たく言われた一言でさすがに「これで人生終わりだな…」と思いました。しかしそのころ「だったら、作曲でもしたら?」とお声をかけて下さった作詩家の久仁京介先生との出会いで大きく人生は変わりました。 そこから、昼間は新宿の札幌ラーメン屋で働きながら、出前持ち先の日にジャズシンガーのママさんが経営するバーで「ピアノを弾く」仕事にありつき、そこでフランク永井さんや、マーサ三宅さんなどメジャーな大先輩からいろんなことを教わりながら10年間お世話になりました。 そして大きな転機は、デビューして10年たったころ演歌と出合ったことからです。古賀政男先生をはじめ、服部良一先生、遠藤実先生、船村徹先生などそれぞれ個性的なメロディーを意識しながらも、「岡メロディーとは?」と自分のオリジナリティにこだわり、村田英雄さんに書かせていただいた「夫婦酒」が自分でも納得出来た演歌作品のスタートでした。最近雑誌のインタビューでよく聴かれるのですが、私の場合、とにかく歌い手さんの、声質、音域、歌っている表情、などまず私はその個性に惚れ込むことから始まります。その個性を如何に活かすかが一番大切なところです。 その個性を重視という意味では忘れられない話があります。そして「デュエットしたい!」という話から生まれたのが「浪花恋しぐれ」。都はるみさんが新宿コマ劇場公演の際に、たまたま私の弾き語りを聴きに来られたのです。最初は歌手は諦めたのでお断りすると、「アルバムだったらいいじゃない!」とお話はどんどん進みました。この声に、そう個性にはるみさんが惚れて下さったんですね。演歌も日本のブルースみたいなものだからぴったりの声だったんだと思いました。作曲家を目指す皆さんにはそれぞれのメロディーがあり、ブランドがあります。他人の物真似では仕事になりえません。みなさん苦労して作り上げてきていますので、気負うことなくご自分のメロディーを作り続けることだと思います。
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お問合せ | 日本作曲家協会 03-3585-4970(電話) 03-3585-7694(FAX) info@jacompa.or.jp |
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