会報 No.185

公益社団法人 日本作曲家協会会報 No.185

平成28年度 定期総会を開催!

 公益社団法人・日本作曲家協会は、平成28年度定期総会を5月23日(月)午後3時から、JASRAC 「けやきホール」 で開催し、上程議案をいずれも原案通り承認可決しました。
 定期総会冒頭で、田尾将実事務局長から総会の成立条件である出席状況(会員総数567名、本日出席者122名、委任状出席者303名、計425名)の説明があり、「定款第17条」 の規定による「総正会員数の過半数(※284名)を超える正会員」の出席が確認され、第3号議案「定款の変更」に必要な「総正会員3分の2以上」の規定も満たしているため総会が成立する旨、宣せられました。
 そして、まず総会の始めに10名の物故会員のお名前が読みあげられ黙祷を捧げました。   
 続いて「定款第22条」に基づき叶弦大会長が議長席につき、弦哲也理事長、丸山雅仁・桧原さとし常任幹事も、それぞれ所定の席につき、叶会長の挨拶で総会が始まりました。
 次いで「定款第18条」による議事録署名人を、叶弦大議長、水森英夫理事、蘭一二三理事の3氏に委嘱、出席者全員の拍手をもって決定されました。
 議長の開会宣言の後、弦哲也理事長が第1号議案「平成27年度事業報告」を行い、次いで田尾将実事務局長が「平成27年度収支決算報告」を行いました。
 引き続き、第2号議案「平成28年度事業計画案」では、弦哲也理事長より今年度の「日本作曲家協会音楽祭・2016」「ソングコンテスト」、「日本レコード大賞」、「研修旅行会」、「会報の発行」の予定につき説明が行われました。
 その後、田尾将実事務局長より「平成28年度収支予算案」が説明され、全員の拍手により原案通り可決・承認されました。
 第3号議案「定款の変更」については、定款5条一号の「正会員」を「この法人の目的に賛同して入会した作曲家またはこれに準ずる者」と変更すること、またその理由につき弦哲也理事長より説明がなされました。
 なお、終盤には功労賞の表彰、新入会員の紹介が行われました。
 以上をもって、議案の審議・報告事項もすべて終了し、閉会となりました。

総会の模様

弦 哲也理事長

叶 弦大会長

田尾将実事務局長

黙祷

質問する会員

議事に耳を傾ける会員の皆さん

新入会員の皆さん


      矢吹和彦      宮下七男   池 毅    いまいこうじ   伊藤 茂
三島一浩     松岡まさる    多田朗人      城 明      桜 美雪

 総会終了後16時半から、隣接のリブレで岡 千秋常務理事の司会進行により懇親会が和やかにスタートしました。
 菅原瑞夫ジャスラック理事長があいさつと乾杯の音頭をとられました。
 17時半、平尾昌晃常務理事の中締めにより閉会となりました。

<center>乾杯の音頭をとる<br> 菅原瑞夫JASRAC理事長</center> <center>あいさつする<br> 都倉俊一相談役</center>




斎藤重男    岡 宏    大山高輝

作曲が天命

大山高輝

 この度、日本作曲家協会功労賞を頂き、まるで夢を見ているような気持ちでした。何一つ実績は無く、これといったヒット曲も無く、無い無い尽くしの無能な私が功労賞を頂け、感謝の思いと感激で涙がこみ上げ、会場のトイレにて男泣き致しました。
 振り返りますと、19歳で上京し、恩師船村徹先生に師事しました。現在まで一度も船村先生には恩返しが出来ず、不出来な弟子にて反省の日々です。
 今後も自分を磨き、作曲家協会の一員として仲間の皆様のお力を賜りながら、会員の方々のために少しでもお手伝い出来るよう、頑張りたく思っております。人生は山あり、谷あり、川あり。涙と笑いの繰り返しです。それがまた楽しく、酒のつまみとなって私達に生きる喜びや励ましとなり、気骨を生み育ててくれます。
 人生二度は無く、生まれ変わることは出来ません。作曲が自分の天命と思い、今後もくじけず、いじけず、作品創りに邁進致します。
 皆様、今後ともご指導よろしくお願いします。

ありがとう「音楽」

岡 宏

 功労賞のサプライズに感謝、感激です。作曲家協会の会員にさせていただいてから32年間、なんの実績も無く、スーパーの店頭で流れる「キムチの歌」(作詞・田久保真見)くらいが代表作でしょうか。受賞の理由は会費を払い続けていることに対しての年功序列か、協会のイベントに私の楽団を使って下さるからでしょう。
 都立高校入学と同時に夜は東京・錦糸町のキャバレーでサックスを吹き始め、どっぷり音楽に漬かって59年目に入りました。何をやっても中途半端な音楽生活でしたが、この受賞を機に真面目に創作活動をする気になりました。ひとり善がりのひとり合点していた自分を見つめ直そうと思います。併せて作曲家協会の皆さまの作品が少しでも世に出るお手伝いもしたいと思っています。
 光栄な受賞に心から感謝を致します。ありがとうございました。

功労賞をいただいて

斎藤重男

 この度は、協会より名誉ある功労賞をいただきありがとうございます。
 地方での慰問バンド結成のきっかけは、老人ホームに入所されている方々に、歌を歌って「青春」を取り戻していただきたいと結成した、88歳のギター奏者を含めて13名の、じいちゃんバンドで、現在までに1092回の慰問を重ねたところです。
 そんな中、5年前の東日本大震災が東北地方を襲い、そしてあの福島第一原発のメルトダウンです。即、浜通りの人々に強制避難勧告が発令され、避難者は着の身着のまま県内の公共施設に避難しました。私達も、避難者の皆さんが音楽を聴く、歌う、楽しむ心境ではないのではと不安はありましたが、慰問演奏を重ねるたび、行く先々で大変感謝されました。
 特に、ふる里に因んだ曲は「いつかは帰れる」の思いをこめて涙ぐみながら歌った避難の方々の印象は忘れることが出来ません。音楽って本当に不思議な力があるのですね、そして今まで音楽に携わって生きてきたこと、協会に入会して会員の皆様の温かいお付き合い、ご指導に感謝申し上げます。

初めて総会に参加して

定期総会に出席させていただいて

桜 美雪

 会場に着いてから、日頃テレビで拝見している先生方のお顔を見て、非常に緊張感が高まっていきました。
 はじめに、事務局長 田尾将実先生の開会の挨拶、続いて会長 叶 弦大先生の挨拶がありました。そして「今回入会された皆さん、ステージに上がって挨拶をしてください」と言われ、さらに緊張して胸がドキドキしてしまいました。ステージ上では、とても舞い上がってしまい、自分でも何を話したかさえ分かりませんでした。ステージを降りてから、小林房継先生に「滑舌が悪く、言葉が分からなかった!」と大変叱られました。
 終わってからの懇親会では、先生方から温かく接して頂き、とても楽しい懇親会でした。また、これからもいろいろな会に出席するのが楽しみになりました。

一億総歌手、カラオケ時代の幕開け

城 明

 初めての日本作曲家協会の総会に、心浮き浮き会場に入りました。しばらくすると総会が始まりました。壇上には、日本の歌謡界の礎を築いてこられた超一流の先生方が、目の前にいらっしゃる。感動しました。
 私が演歌歌手としてデビューしたのは、昭和47年、沖縄県が本土復帰記念として、昭和50年世界で初めて開催された「沖縄国際海洋博覧会」がきっかけでした。デビュー曲「沖縄海洋博音頭」の作曲は、叶 弦大先生でした。
 あれから四十余年、一億総歌手、カラオケ時代の幕開けです。人々は、苦しい時も、幸福な時も、詩を歌い、自分自身を勇気づけてきました。歌は人生の道づれです。世の中になくてはならない文化だと思います。
 今回の総会に参加できたことを、感謝しております。

「日本作曲家協会音楽祭・2016」開催決定

 「日本作曲家協会音楽祭・2016」は下記のとおり実施されることが決定しました。  今年度も恒例の「作曲家協会音楽祭・奨励賞」「音楽祭3賞」に併せて、活躍目覚ましく歌謡界をリードする歌手に「作曲家協会音楽祭・特別選奨」を授与、そしてステージを飾ってもらうことを予定しています。  開催期日、場所、実施内容は下記のとおりです。
           ◆日 時 平成28年10月3日(月) 16時30分開場 17時開演
           ◆場 所 北とぴあ・さくらホール(東京都北区・王子駅前)

《実施内容》
①「日本作曲家協会音楽祭・奨励賞」 の発表及び表彰。
②「ロングヒット賞」「ベストカラオケ賞」「有線大衆賞」受賞歌手の発表及び表彰。
③「オリジナルソング・コンテスト」グランプリ曲発表。 今年度も日本作詩家協会との共同企画として
 行うことになりました。 日本作詩家協会「ソングライターコンテスト」において選ばれた最優秀作品
 2編を課題詩として作曲募集を行っています。対象歌手は松原健之さん(テイチクエンタテインメント)。
 (課題詩と募集要項は会員に対してすでに告知・発送済み。締め切りは7月29日。)
④スペシャルゲストとして吉 幾三さん、伍代夏子さんにステージを盛り上げてもらい、「日本作曲家協会
 音楽祭・特別選奨」を授与する予定です。