歴代会長 Former chairman

古賀 政男 Masao Koga (初代会長)

昭和33年(1958)~昭和53年(1978:没)国民栄誉賞受賞。
昭和期の代表的作曲家であり、ギタリスト。
栄典は従四位・勲三等・瑞宝章・紫綬褒章。
昭和40年(1965)『柔』第7回日本レコード大賞を受賞。

明治大学(旧制)商学部卒業。本名、古賀正夫。少年時代に弦楽器に目覚め、青年期はマンドリン、ギターのクラシック音楽を研鑽しつつ、大正琴を愛した。その後は、プレクトラム音楽家・「古賀正男」から流行歌王・「古賀政男」になり、国民的な作曲家としての地位を確立し多くの流行歌をヒットさせた。
代表曲『酒は涙か溜息か』、『丘を越えて』、『影を慕いて』『サーカスの唄』『二人は若い』『東京ラプソディ』『あゝそれなのに』『青い背広で』『人生の並木路』『悲しき竹笛』『悲しい酒』他

服部 良一 Ryoichi Hattori (二代会長)

昭和53年(1978)~平成5年(1993:没)
1969年、紫綬褒章受章。平成5年(1993)国民栄誉賞を受賞。
2007年12月30日、第49回日本レコード大賞にて特別賞を受賞。

芸事好きの家族の影響で郷土の民謡である江州音頭や河内音頭を子守唄代わりに育つ。小学生のころから音楽の才能を発揮したが、学校を卒業後は商人になるためと、昼は働き夜は大阪市立実践商業学校に通うという日々を送る。
1926年に大阪フィルハーモニック・オーケストラに入団、(第2フルートを担当)亡命ウクライナ人の音楽家エマヌエル・メッテルに服部は見いだされ、音楽理論・作曲・指揮の指導を受ける。その後ジャズのフィーリングをいかした和製ブルース、タンゴなど一連の和製ポピュラー物を次々と創作。
代表曲:『別れのブルース』『雨のブルース』『蘇州夜曲』、『一杯のコーヒーから』、『湖畔の宿』『東京ブギウギ』『夜のプラットホーム』『夢去りぬ』『東京の屋根の下』『銀座セレナーデ』『青い山脈』他

𠮷田  正 Tadashi Yoshida (三代会長)

平成5年(1993)~平成10年(1998)(1998:没) 国民栄誉賞受賞。
昭和35年(1960)『誰よりも君を愛す』で第2回日本レコード大賞を受賞。
昭和37年(1962)『いつでも夢を』で第4回日本レコード大賞を受賞。
昭和57年(1982)紫綬褒章を受章。 
平成4年(1992)年勲三等旭日中綬章を受章。
平成5年(1993)日本放送協会放送文化賞受賞。

茨城県日立市出身。1945年(昭和20年)シベリア抑留から帰国後、従軍中に作曲した『昨日も今日も』(後の『異国の丘』)がのちにNHKラジオの素人のど自慢で歌われ話題となる。その後都会的で哀愁漂うメロディーは都会調歌謡と称され、ムード歌謡から青春歌謡、リズム歌謡まで幅広く手掛けた。
代表曲:『異国の丘』『街のサンドイッチマン』『赤と黒のブルース』『好きだった』『有楽町で逢いましょう』『東京ナイト・クラブ』『誰よりも君を愛す』『潮来笠』『再会』『いつでも夢を』『寒い朝』『美しい十代』『霧の中の少女』『おまえに』『傷だらけの人生』『子連れ狼』他

船村  徹 Toru Funamura (四代会長)

平成10年(1998)~平成17年(2005)
昭和58年(1983)『矢切の渡し』第25回日本レコード大賞受賞。
平成3年(1991)『北の大地』第33回日本レコード大賞(歌謡曲・演歌部門)受賞。
平成7年1995年、紫綬褒章受章、平成14年(2002)、栃木県県民栄誉賞受賞、平成15年(2003)旭日中綬章受章、平成20年(2008)文化功労者。

栃木県出身。大学在学時はは米軍キャンプ専門のバンドでそのリーダーをつとめたこともあったという。在学時に、作詞家の高野公男と組み作曲の活動を開始し、1953年、雑誌「平凡」コンクール曲第一席『たそがれのあの人』がレコード化され、作曲家としてデビュー。作曲家としての本格的な作品は『別れの一本杉』(歌・春日八郎・1955年発表)。その後も、『ご機嫌さんよ達者かね』、『あの娘が泣いている波止場』(歌・三橋美智也)などが連続ヒットした。
代表曲:『柿の木坂の家』『王将』『別れの一本杉』『なみだ船』『風雪ながれ旅』『兄弟船』『矢切の渡し』『東京だよおっ母さん』『哀愁波止場』『ひばりの佐渡情話』『みだれ髪』『宗谷岬』『おんなの出船』他


遠藤  実 Minoru Endo (五代会長)

平成17年(2005)~平成20年(2008)(2008年:没) 国民栄誉賞受賞。
平成2年(1990)紫綬褒章受章。
平成14年(2002)勲三等旭日中綬章受章。
平成15年(2003)文化功労者顕彰。
平成20年(2008)正四位に叙され旭日重光章を授与。

東京都出身。疎開先の新潟で越後獅子等の芸を民家の軒先で披露する新潟特有の門付けという演芸スタイルが、後の作曲家人生に大きな影響を与えた。
1956年、日本マーキュリーレコードより『お月さん今晩わ』にて作曲家としてデビュー。青春歌謡、ポップス、演歌と幅広くヒット曲を創作。
代表曲:
『お月さん今晩わ』『からたち日記』『アキラのズンドコ節』『ソーラン渡り鳥』
『おひまなら来てね』『襟裳岬』『高校三年生』『哀愁出船』『君たちがいて僕がいた』『青春の城下町』 『星影のワルツ』『こまっちゃうナ』『新宿そだち』
『ついてくるかい』『せんせい』『くちなしの花』『すきま風』『北国の春』『夢追い酒』『みちづれ』『雪椿』他



服部 克久 Katsuhisa Hattori (六代会長)

平成20年(2008)~平成25年(2013)
昭和46年(1971)『花のメルヘン』第13回日本レコード大賞編曲賞を受賞。
平成2年(1990)平成10年(1998)日本レコード大賞企画賞を2回受賞。

作曲家の服部良一の長男として生まれる。幼少より音楽の英才教育を受け、成蹊中学校・高等学校を経てパリ国立高等音楽院へ留学。和声、フーガ、対位法を学んだ後、1958年卒業。帰国後すぐ、戦後の復興後のテレビ放送の創成期より活動を始める。日本テレビ『サンデーダーク』、『ハニータイム』、フジテレビ『ミュージックフェア』などを皮切りに、テレビ、ラジオ番組、ドラマ、アニメ、映画の音楽を数多く担当。1983年より「音楽の自然食」をテーマとしたインストゥルメンタル集『音楽畑』シリーズをスタート。『ル・ローヌ』、『自由の大地』、『Friends, Love, Believing』などの代表曲とともに、全20作をリリース。オーケストラサウンドを徹底的に追求したこのシリーズは、一つのジャンルとして確立され、日本レコード大賞企画賞を2回受賞した。
主な音楽監督作品:
『トム・ソーヤーの冒険』『北斗の拳』(『家なき子レミ』『星界の紋章』『星界の戦旗/II/III』(『無限のリヴァイアス』『アルジェントソーマ』『遊星王子』『光速エスパー』『江戸の旋風シリーズ』『日曜特集・新世界紀行』『自由の大地』
『ZONE』『わくわく動物ランド』 『ニューイヤー駅伝』『レディレディ!』 『ザ・ベストテン』『クイズ100人に聞きました』他